トゥールビヨン機構を搭載した2つのスーパーコピー時計世界限定モデルを発表

モリッツ・グロスマンは新たな2つの世界限定モデル「トゥールビヨン チタン」と新しいダイヤルカラーを採用した「トゥールビヨン トレンブラージュ」を発表します。
時計の歴史上もっとも複雑な機構の一つと評されるトゥールビヨンを搭載した2つの新作は、新たに採用したケース素材であるチタンと伝統的なギョーシェダイヤルのコンビネーション、そして歴史的な装飾技法であるトレンブラージュダイヤルを彩る新しいダイヤルカラーによりモダンなオーラを纏うアートとなります。

モリッツ・グロスマンは伝統的なウォッチメイキングを受け継いでいます。特に、ムーブメントの機構や仕上げについては歴史的な技法を尊重し、時代を超えて受け継がれる価値を大切にしています。時計が受ける重力の影響を最小限に抑えるため考案された歴史的な機構であるトゥールビヨンの設計にもこの理念が息づいています。
複雑機構であるトゥールビヨンは今日においても最上級の技術として考えられています。機能性はもちろんのこと、その優美な動作は人々を魅了し続けています。

モダンで実用的なケース素材を用いたトゥールビヨン チタン
トゥールビヨン チタンは歴史的なトゥールビヨン機構に現代的なケース素材であるチタンを組み合わせています。航空宇宙分野でも使用されるチタンは肌に優しい素材でありながら耐久性が高く、腐食にも強い優れた特性を持っています。また、軽量なため44.5mmのケースサイズでも無理なく快適に着用することができます。チタン特有の色合いを帯びたケースはスリムなベゼルを備えた優美なケースデザインと調和します。

シルバー無垢製のダイヤルには繊細なギョーシェ模様であるグレンドルジュ装飾が施されています。光沢感のあるサブダイヤルのレイアウトはモダンな印象を持ちますが、ダイヤルのブランクスペースを飾る繊細なギョーシェ模様が伝統を感じさせます。

繊細なギョーシェ模様は歴史的な手動旋盤を用いて丁寧に施されます。アートと呼べるほどに美しい均一な装飾模様を施すためには常に適切な力加減でダイヤルに刃を当て続ける必要があり、熟練した高度な技術が要求されます。

ユニークなダイヤルデザイン
オフセンターにセッティングされる時針と秒針のインダイヤルが6時位置の大型トゥールビヨンの存在感を強め、またシンメトリーなダイヤルデザインを叶えています。インデックスや外周の目盛りは視認性の高いブラックで記され、自社製の針はブラウンバイオレットに焼き戻されています。ダイヤル上部には緩やかにカーブしたプレートに印字されたモリッツ・グロスマンのロゴがセッティングされています。

新たなカラーを採用したトゥールビヨン トレンブラージュ
新しいトゥールビヨン トレンブラージュのダイヤルにはモダンな印象を持つローズ色のカラーコーティングが施されています。ホワイトで記されるインデックスや目盛りがポリッシュ仕上げを施したスチール針の存在感を強めています。手作業で施されるトレンブラージュ仕上げが6時位置のトゥールビヨンのダイナミックで華やかな印象を一層引き立てています。

芸術的なトレンブラージュ仕上げ
トゥールビヨン トレンブラージュは複数のダイヤルパーツを組み合わせており、その中央には歴史的な彫金技法であるトレンブラージュ仕上げを施しています。職人はビュランと呼ばれる専用の工具を細かく動かし彫金加工を施していきます。細かく隆起したトレンブラージュ仕上げは光の反射を和らげマットな風合いをもたらします。

この彫金の美しさをローズカラーコーティングが際立たせています。暖かみのある現代的なダイヤルカラーがブランドロゴとサブダイヤルを引き立て文字盤に立体的な奥行きを与えます。

ローズ色のダイヤルカラーとコントラストを成すホワイトで記されるインデックスや目盛り、そして先端にかけて細く仕上げられた自社製の針が視認性を高めています。

トゥールビヨン機構を搭載するキャリバー103.0
モリッツ・グロスマンは2013年にブランド初となるトゥールビヨンムーブメントを発表しました。自社製キャリバー103.0は古典的な機構を再解釈しており、多くの新しい技術も用いられています。アルフレッド・ヘルウィッグの理論に基づき大きなサイズのテンワを採用し、キャリッジも16mmと大型です。特徴的なV字型の2本のフレーム支柱のデザインにより印象的なディテールを覆い隠すことなく見ることができます。

また、一般的なトゥールビヨンのキャリッジは一分間で一回転しますが、キャリバー103.0では3分かけてゆっくりと一回転します。
ケースバック側からは花模様をあしらった美しい装飾を見ることができます。プレートに施される幅広のグラスヒュッテ・ストライプが、面取りされたエッジ部分と調和し光を反射します。角穴車には3段のサンバースト仕上げが施され、盛り上がったゴールドシャトンを留めるネジやホワイトサファイアと共に美しいムーブメントを彩ります。

2つの世界限定モデル
ローズカラーコーティングを施したトゥールビヨン トレンブラージュは世界限定8本のリミテッドモデルです。18Kホワイトゴールド製のフォールディングバックルをセッティングしたブラックアリゲーターストラップを合わせています。

世界限定12本のトゥールビヨン チタンにはホワイトステッチを施したブラックアリゲーターストラップを採用しました。ケース素材に合わせ、チタン製のフォールディングバックルを備えています。

【仕様】
トゥールビヨン チタン
Tourbillon Titanium
Ref. MG-003862
価格 予価¥34,650,000 (税込)
限定数 世界限定12本

ケース:チタン
・操作リュウズ:チタン(時計の巻き上げおよび時刻設定用)
・プッシャー:チタン(時計リスタート用)
ダイヤル:シルバー無垢、ギョーシェ彫り
・針: 手仕上げ、ブラウンバイオレットに焼き戻したスチール

トゥールビヨン トレンブラージュ
Tourbillon Tremblage
Ref. MG-003888
価格 予価¥43,450,000 (税込)
限定数 世界限定8本

ケース 18Kホワイトゴールド
・操作 リュウズ:18K ゴールド(時計の巻き上げおよび時刻設定用)
・プッシャー18Kゴールド(時計リスタート用)
ダイヤル シルバー無垢、トレンブラージュ仕上げ
・針 手仕上げ、ポリッシュ仕上げを施したスチール

[共通仕様]
ムーブメント: 自社製キャリバー103.0(手巻き)
・5姿勢調整
・部品数: 245個(輪列186個、キャリッジ59個)
・石数: 30石(うち4石はネジ留め式ゴールドシャトンに使用、輪列17石 / キャリッジ13石)
・脱進機: アンクル脱進機
・調速機: ストップセコンド機能搭載グロスマン製スリーミニッツトゥールビヨン:質量ネジ4本および調節ネジ2本を装着した耐震軸受式グロスマン製テンプ、ニヴァロックス1ヒゲゼンマイ(ブレゲタイプ80番、グスタフ・ゲルステンベルガー案に基づく)
・キャリッジ 直径: 16.0 mm
・キャリッジ回転数: 3分間に1回転、ダイヤル側から見て反時計回り
・テンプ 直径: 14.2 mm
・振動数: 18,000振動/時
・パワーリザーブ: 完全巻き上げ状態から約72時間
・機能: 時、分、ストップセコンド機能搭載オフセンターセコンド
・グロスマン製プッシャー付き手巻き機構
・ムーブメントサイズ 直径: 38.4mm 厚さ: 7.1mm
ケース:スリーピース
・ケースサイズ: 直径 44.5 mm/厚 13.9mm
・風防: 片面反射防止加工をしたサファイアクリスタル
ストラップ: 手縫い、アリゲーターストラップ、バックル18Kゴールドまたはチタン

[特徴]
フライング・スリーミニッツトゥールビヨン、ネジ止め式駆動歯車およびV字型ブリッジ/分針はセンター、時針及びストップセコンド機能を搭載した秒針はオフセンター、トゥールビヨンの窓枠を通過する25分から35分のために分針の根元部分に記された分目盛り/ブラシでテンワを止めるストップセコンド機構/アンクルに釣り合い重りとピンが付いた非対称レバー式アンクル脱進機/グロスマン製テンプ、ヒゲゼンマイは下方に設置、テンワの調整ネジによる調整/新設計の香箱軸受け機構/硬度の高い油脂に富むユソウボクを使った4番車軸のブレーキリング/ARCAP合金の輪列歯車/グロスマン製プッシャー付き手巻き機構、針合わせファンクション解除・時計リスタート用プッシャー/グラスヒュッテ式コハゼ機構(改良型戻し機能付き)/表面加工をしない洋銀のプレートおよび支柱構造/プレートおよびトゥールビヨン受けのハンドエングレービング/幅広く水平なグラスヒュッテ・ストライプ模様、/角穴車の3段サンバースト模様/平型ネジ留め式の盛り上がったゴールドシャトン/ホワイトサファイアの受け石/個別に取り外し可能なクラッチ式巻き上げ機構

【お問い合わせ】
モリッツ・グロスマン・ジャパン株式会社
東京都文京区小石川4-15-9
Tel: 03-5615‐8185
Fax: 03-5615‐8186

[モリッツ・グロスマン]
モリッツ・グロスマンは1826年にドレスデンに生まれ、偉大なドイツ人時計職人たちにおいて先駆者とみなされます。若く才能に恵まれた時計職人であったグロスマンは、友人のアドルフ・ランゲの説得により1854年に自身の工房をグラスヒュッテに設立しました。評価の高い時計企業を運営する一方で、グロスマンは政治的・社会的な活動に努め、1878年にはドイツ時計学校を設立します。1885年にモリッツ・グロスマンは突然亡くなり、彼の死とともに時計マニュファクチュールも解体されました。
このモリッツ・グロスマンの伝統的な時計作りが2008年に復活しました。時計師クリスティーネ・フッターが、かつてグラスヒュッテの時計ブランドであった「モリッツ・グロスマン」に出会い、その商標を取得し、構想を練り、素晴らしく繊細な腕時計とともに残された120年前のグロスマンの遺産を受け継いだのです。そして、個人の時計愛好家からの支援によって2008年11月11日にグロスマン・ウーレン社がグラスヒュッテに設立されました。今日のグロスマンの時計師は、歴史的な部分を単に模倣するのではなく、新たな伝統を作り上げています。モリッツ・グロスマンは、革新と卓越した技能を基に、伝統的であると同時に最新の仕上げ技術と高品質の素材を使い、時計作りにおける「新しい時代の原点」を創り出します。